Staff Diary

  • 2009.08.27 おしゃかしゃま
  • 2009.08.27
    おしゃかしゃま

    2009年08月27日

    おしゃかしゃま

    ワタナベです。

    JACKつながりで、「おしゃかしゃま」のビデオのお話です。

    前回書いた、永戸さんを連れて来たのが、監督の掛川康典さん。

    「おしゃましゃま」「タユタ」「叫べ」と、3本のビデオの監督をやってくれました。

    メンバーいわく、「ふたりとも、最高の変態。」(誉め言葉です。)

    こだわり抜いて、またこだわって。

    同じシーンの撮影を、何度でもやり直します。

    「オッケー!今の良かった!この感じでもう一回行ってみよう!」

    と、時を忘れて、楽しそうにしています。

    あれ?「今の良かった!」って、言ったじゃん。

    でも、「もう一回」やるんだ。みたいな。

    とは言え、あまりに本人が楽しそうなので、笑顔に溢れた撮影現場でした。

    「おしゃかしゃま」のみ、二人の連名監督作品となりました。

    深夜に及んだ不眠不休の編集が終わり、どす黒い顔をして目を腫らしながらも、監督からひと言。

    「ワタナベさん、監督名は、永戸君と連名にしてもらいたいんですよ。それで、表記なんですけどね。ぐふふ。正式名称を考えたんです。紙あります?」

    書かれた文字は、「掛川康典 ・- 永戸鉄也」とありました。

    「何か記号を入れたかったんですよね。中黒とハイフンだったら、どのテレビ局にもあるだろうから、いいかなと思って。」

    「何て読んだらいいですか?」と聞こうかと思ったが、やめました。

    読み方を考えるのに、とっても時間がかかるんじゃないかと、心配になったものだから。

    読み方を発表したあとに「やっぱりこの読み方に変えたい。」って、言われたら困ると思ったものだから。

    失礼しましたー。

    そんな心配をとっさにしてしまうくらい、こだわり抜く人たちです。

    子供のように無邪気でピュアなので、周囲も巻き込まれてワクワクしながら、作品は作られて行きました。

    こだわる心。

    ものを作る人には、大切な事ですね。

    「神は、細部に宿る。」

    「アルトコロニーの定理」も、細部の細部までこだわり抜かれた音になっています。

    何度でも何度でも。

    じっくりと、お楽しみ下さい。

    ちなみに、「おしゃかしゃま」のビデオでは、洋次郎がインパクトのある帽子やスカートを履いていますが、自前です。

    もうひとつ、ちなみに。

    撮影中、セットチェンジをするので、2時間くらいの待ち時間が出来ました。

    暇なもんだから、ネットでカメラを買ってしまいました。

    買ったらすぐ使いたい、洋服買ったら着て帰りたい。そんな性格なので、翌日届く「お急ぎ便」でのお買い上げでした。

    メンバーからは、「また買ったの?カメラ持ってたでしょう?買いすぎだよ、それー。」と笑われました。

    まあ、そうなんだけど。

    こちとら、ガキの頃からのオモチャ好きよお。

    おかげで、プロモーションやツアーの良い思い出を記録できました。

    あまり暑くない夏。

    皆さんにも、良い思い出ができていますように。

    それでは、また。

    17:34 | Comments(207)

  • 2009.08.21 JACK
  • 2009.08.21
    JACK

    2009年08月21日

    JACK

    ワタナベです。

    夏休み、いかがですか。

    もう、学校が始まったところもあるみたいですね。

    残った宿題の量を、始業までの日数で割って、1日に進まねばならない道の遠さに、諦めの境地に達しようとしている人も、いるかと思います。(俺もそうでした・・・。)

    働いている方は、ゆっくり休めたでしょうか。

    レコード会社の夏休みは、いつからいつまでと、特に決まっていません。

    夏はライブも多いので、決めてしまうと、休めない人が大勢出てしまうからです。

    それぞれ個人が、自分の休める時に夏休みを取るようになっています。

    いつ休もうかなあと思っているうちに、毎年8月が終わってしまいます。

    そんでもって「夏休み」を、9月や10月に取っています。

    「RADWIMPS3」「RADWIMPS4」と来た、ジャケットの話。

    どうせなら「アルトコロニーの定理」まで、続けさせて頂きますです。

    ジャケ制作は、アルバムタイトルが決まってからなので、後半での作業となりました。

    当然のように、「RADWIMPS5」となると思っていたので、会社の連絡などには「RADWIMPS5」、もしくは「R5」なんて、暗号名みたいに使っていました。

    常にいい意味で、期待を裏切るRADWIMPS。

    随分素敵なタイトルになったものです。

    今年の1月に、レコーディングが終わる予定でした。

    完成直後の打ち上げもそこそこに、プロモーションが始まり、リハーサルをやって、ツアーに突入するスケジュールでした。

    ジャケットも急がれますが、最初に披露する「おしゃかしゃま」のビデオ制作も急がれていました。

    アルバムタイトルが決まるのは、もう少し時間がかかるだろうと、先にビデオの打ち合わせから始めました。

    そこで、コラージュ(いろいろなモノを貼り付けて、新たなモノを生み出す手法)のアイディアが出ます。

    「おしゃかしゃま」はテンポの早い曲なので、次々と紙が破られて行って、最後に何かが組み立てられるのはどうかと。

    これを受けて、コラージュの制作が始まります。

    何度かの打ち合わせで、ビデオの方向が決まって来ました。

    年内に、ジャケットのイメージを確認しておこう。と、昨年の12月27日。

    メンバーがいるスタジオで、打ち合わせが行われました。

    この時点では、発売されたデザインと、全く別のアイディアが検討されていました。

    もうちょっと考えて、また集まろう。と、12月29日。

    レコーディング作業は、連日明け方まで続き、最もハードな時期でした。

    このくらいの時期に、「おしゃかしゃま」のビデオで使われるコラージュの原型が上がって来ます。

    一同、「うわー!」と絶叫。

    A4サイズにプリントされたコラージュは、大変なインパクトでした。

    「これが、ジャケットじゃないの?」と、みんなが傾いて行きました。

    ジャケットに使われるから、名前は「JACK」。

    作ってくれたのは、アートディレクターの永戸鉄也さん。

    完成間近の13曲を聴き、燃えに燃えてくれました。

    「自分のキャリアを、代表するようなジャケットにしたい。」と、1曲ごとにイメージしたアートワークを作ってくれました。

    時間がなくて、大変だったと思います。

    ありがとうございました。

    たまに、「JACK」のTシャツを着た人とすれ違うと、この頃の事も思い出します。

    曲、グラフィック、映像。

    多くの作品群が、大変な精度で作られ、全貌を現して行く。

    嵐のようだったけど、ずううっとワクワクしていました。

    特に何かモノを作れるわけではないので、「おおー!すげーー!」しか言ってなかったけど。

    あれまあ、残念です。

    それでも。

    頭を上げて、胸を張って。レッツ・ラッド。

    暑くなって来ました。

    カラダに気をつけて、良い夏にして下さいね。


    17:00 | Comments(197)

  • 2009.08.12 おかず。
  • 2009.08.12
    おかず。

    2009年08月12日

    おかず。

    ワタナベです。

    前回のモモのお話、喜んでくれる方もいて良かったです。

    まだ新たなニュースはありませんが、RADWIMPSの4人はみんな、元気で笑顔です。

    なので前回の続き。

    「RADWIMPS4〜おかずのごはん〜」のジャケットのお話です。

    いろいろなおかずが、たくさん詰まったアルバム。そんな思いで、このサブタイトルは付けられたようです。

    これを受けて、またまた打ち合わせが始まります。

    前回と同じスタッフが、メンバーのもとに集結。

    もちろんアイツも、「あ、セクシー、久しぶり!」と、メンバーに迎えられています。

    あーだこーだと、話し合い。

    「おかずのごはん」だから、ありえない状況で、ご飯を食べていたら面白いんじゃないか。

    「車とバイクがすれ違う瞬間に、ご飯食べてるとか?」

    とのアイディアに、「わはは。それしかないだろう。」となりました。

    そのあとがまた大変。

    どうやって撮影すんの?

    何食べてるの?

    どんな人が食べてるの?

    などなど、あーでもないこーでもないが続きます。

    「男性がバイクに乗り、すれ違う車の助手席から、女性が必死に手を伸ばして、おかずを差し出している。」

    この写真のポイントは、うまくおかずをキャッチしようと、「これ以上できねえから、俺。」と言うくらいに、クチを開く男性の表情。

    女性は「この人が、ぴったり!」とすぐ決まりましたが、最後まで難航したのは、男性を誰にするか。でした。

    プロのモデルより、「いい顔をしている素人さん。」に頼んだほうが、味のある写真になる!

    そうだ、そうだ!と、みんなで手分けして、大捜索網がひかれました。

    数々の「いい顔」が、写メで送られてきます。

    「イケメン」よりも、「いい顔」が優先されているので、とても素敵な、何と言うか「人間って、いいな。」的写真集を見ているようでした。

    最終的に、スタッフの知り合いのバーテンダーさんが選ばれました。

    (確か、テストで、大きくクチを開いた写真も、撮ってくれたような気がする。)

    なんて、「いい顔」をしてるんだ。と、みんな大喜び。

    写真はジャケットだけではなく、「春巻き」のツアートラックにも使われました。

    DVD「生春巻き」のジャケットに、そのトラックが写っています。

    あんなに大きく自分の顔が引き伸ばされたら、不思議な感じだろうなあ。

    ご本人は、「友達に頼まれて、気軽に引き受けたけれど、こんな事になるとは思わなかった。」と語っているそうです。

    電車に乗っていると、たまに、じーーーーっと見られる事があるそうです。

    好きなアルバムのジャケに写っている人が、同じ電車に乗っていたら驚きますよね。

    「あれ?あの人、どこかで見たことある。」と見ていたら、大きなアクビをして、「あ、ジャケの人だ!」と、わかるみたいな。

    暑い夏、ジャケットに流れる風を感じながら、お楽しみください。

    それでは、また。

    15:13 | Comments(220)

  • 2009.08.04 モモ。
  • 2009.08.04
    モモ。

    2009年08月04日

    モモ。

    ワタナベです。

    夏休みのせいか、泳ぎに行く少年とすれ違いました。

    そしたら、泳いでいる犬の写真を思い出しました。

    新たにファンになってくれた方々のために。昔の話で恐縮ですが。

    3枚目の、アルバムジャケットの話です。

    「RADWIMPS3~無人島に持っていき忘れた一枚~」

    無人島に持っていく一枚。と言うと、おこがましいから、忘れてきちゃって後悔するアルバム。

    そんなニュアンスで、このサブタイトルが付けられたようです。

    ここからアイディアを膨らませて、あのジャケットは作られました。

    犬の名は、モモと言います。

    ジャケットでは、アタマにCDをのせています。

    これが、「持っていき忘れた一枚」です。

    凛々しいモモの表情は、「忘れていったCDを、無人島まで届けよう!今から行くぞ!」と言う、決意の現れなのです。

    ブックレットの裏には、泳ぐモモが。

    CDをはずすと、海に沈んで行くCDが。

    ケース裏には、砂浜を駆け回るモモが、写っています。

    途中、CDを落としちゃったりしたけど、なんとか無人島に着いて、飼い主に向かって元気に走っています!

    と言った流れになりました。

    撮影は、頭に付けたCDがすぐに倒れてしまったり、泳いでいるのを下から撮るために、カメラマンが何度も水に潜ったりと、笑い話を満載して終了しました。

    この時、モモと格闘したカメラマンは、羽田誠と言います。

    何故か「セクシー」と呼ばれ、自分の事も「羽田」と言わずに、「セクシー」と言います。

    普通の男性だし、特に「セクシー」なわけでもないように思えるのですが・・・。

    確か、師匠に付けられたとか、言ってたような気がする。

    こちらも慣れて来ると、不思議な会話になってきます。

    (電話が鳴って)

    「はい、ワタナベです。」

    「もしもし、セクシーですけど。」

    「ああ、セクシー、どうしたの?」

    「俺、今度、結婚するんすよ。」

    「え!セクシー、結婚すんの?おめでとう!」

    会社でこんな話をしてると、周囲の人たちは「またなんか変なことしてるよ、この人。」的な、ニヤニヤした表情で聞いています。

    ちなみにセクシーのお兄さんは家具職人で、兄弟でほぼ同じ顔をしていますので、間違えないように注意して下さい。

    セクシーが撮った、モモの写真。

    こうやって書くと、とっても変な事をしているようですが。

    名盤です。

    暑い夏、涼しい写真を見ながら、お楽しみください。

    それではまた。


    12:56 | Comments(273)

    • 2016.11.23 人間開花の開花
    • 2016.11.23
      人間開花の開花

      2016年11月23日

      人間開花の開花

      出ました、人間開花。

      いつも思うけれど、発売日には。
      いよいよ出た。ついに出た。やっと出た。とうとう出た。
      いろいろな感情が入り混じる。

      我々スタッフは、発売日までに膨大な準備をする。
      倒れそうになっているスタッフもいて、心配になる。
      発売日は、そんな作業がひと区切りする日で、また次のシーズンへの始まりの日でもあって。
      毎年来るお正月よりも、2~3年に一度のアルバムリリースは、それまでの思いが蓄積しているから、特別な日に感じる。

      気持ちのありようは大切で、「恋をすると、風景が違って見える」。なんて言うけれど。
      発売日は、思いがたくさん詰まっているので、やはり風景が違って見える。
      晴れていても、雨が降っていても、良いことしか待ってないように思える。

      思考が単純で、思い込みが強いだけなのだけど。
      強い思い込みが、大切な時もある。
      自己暗示は、自己矛盾を飛び越える。
      毎日、良いことしか待ってないようにと、思うことにしよう。人間開花。

      RADWIMPSのメンバーが、大切に育ててきた作品。
      しっかり届けようとしてきました。
      受け取ってくれたあなたが、今度は大切に育ててくれたら嬉しい限りです。

      RADWIMPSは、ロックバンドは、素敵だ。無敵だ。
      ロックバンドのファンを、やってきてよかった。ねー。

      ワタナベ

       

      (追記)
      前回、ナベだけに鍋。などと書いてみたが、相変わらず煮込んでいます。
      鍋の本を2冊持っているけど、それだけで100種類くらいの鍋がある。
      レシピを見て作らなくても、だいたいの方向性でなんとかなる。鍋だけに。

      「だいたいの方向性でなんとかなる」。
      疲れたり辛くなったときは、そんな気分で、ゆっくり鍋でも作ってみてくださいね。
      あったまったら、人間開花。

      12:50 | Comments(86)

    • 2016.11.15 人間開花
    • 2016.11.15
      人間開花

      2016年11月15日

      人間開花

      人間開花。
      いい言葉ですね。いい言葉だなあ。

      タイトルにたがわず、生命力、躍動感にあふれた、素晴らしいアルバムが完成し、プロモーション稼働が始まっている。
      インタビューでメンバーも語っているけれど、外に向けて開いた風通しの良いアルバムとなった。

      「RADWIMPS 4 ~おかずのごはん~」完成と同時に、洋次郎が倒れて入院したりと、アルバム完成直後にプロモーションがあると、メンバーが疲弊していて虚脱状態のようになっていた頃もあった。
      今は、3人が晴れ晴れとした顔をしている。

      「光」や「棒人間」のラジオオンエアー、初回限定盤のライブDVD映像、新海誠監督のスパークル [original ver.]ミュージックビデオに加え、今後もアルバム全曲ダイジェストなど、いろいろとしつこく準備しています。

      そして今回も、フリーペーパーのボクチンを発行します。
      前回少し昔話を書いたら、喜んでくれた人がいたので、今回も1st Album「RADWIMPS」から「人間開花」まで、簡単な解説を書いてみました。
      最近ファンになった皆様はこれを手引きに、過去のアルバムを聴いてくれたら嬉しいかぎりです。
      どのアルバムも、ありったけの思いが、詰まりまくりあげています。

      もうすぐリリース。11月23日。
      11年前のこの日、メジャーデビュー曲「25コ目の染色体」がリリースされた。
      メンバーが「2度目のデビューアルバム」とも語る、「人間開花」。
      同じこの日に出るなんて、不思議なめぐりあわせを感じる。
      「君の名は。」じゃないけれど、何年もかけて巡ってくる彗星みたいだ。

      寒くなって、風邪も流行っているみたいです。
      ご注意を。
      最近作る料理は、全て鍋になっている。ナベだけに。と、つまらないことも書き添えておこう。

      ワタナベ

      13:00 | Comments(50)

    • 2016.09.27 ファン会員サイトをはじめます
    • 2016.09.27
      ファン会員サイトをはじめます

      2016年09月27日

      ファン会員サイトをはじめます

      以前告知させていただいていたファンクラブの件に関してご連絡です。
      メジャーデビュー10周年を迎え、今までやってこなかったことをやり、感謝を伝えようとした企画。
      胎盤ツアー、アジア、ヨーロッパツアー、HESONOO・・・。
      その中に、ファンクラブがありました。

      どのような形態が良いか、話し合いを続けてきました。
      ファンクラブに入って、会費を払うとチケットが手に入りやすくなる。そういうシステムもありますが、毎年ツアーは実施できないし、前もって会費を受け取ってしまうのにも、葛藤や矛盾を感じていました。

      皆さんのご意見も参考にさせていただき、時間が経ってしまいましたが始めます。
      まずは、無料で登録できるファン会員サイトを作ります。
      ここで、チケットの転売問題に対して、できる限り誠意ある対策をしたいと思います。
      あなたやお友達が、ライブに行けなくなった時、会員同士が定価でチケットをやり取りできたら、喜んでもらえるのではないだろうかと、考えています。

      その他にも、頂いたアイディアの中から、実現できるものを相談しています。
      経費がかかってしまう案件もあり、中身によっては有料でのお届けも検討しています。
      (もちろん、自動的に課金されたりはしません)。

      出来うる限りの準備をして、10月末日より登録受付を開始します。
      よろしければ、お付き合いください。

                                  

      RADWIMPSスタッフ一同

      20:59 | Comments(342)

    • 2016.08.29 スタッフダイアリーも10周年
    • 2016.08.29
      スタッフダイアリーも10周年

      2016年08月29日

      スタッフダイアリーも10周年

      みなさまの書き込みで知りました。
      本日で、スタッフダイアリーが始まって10周年!

      ダイアリーをおずおずと始めた時は、まさか10年後にMUSIC STAIONに出て、大反響になっているとは、思っていませんでした。
      すごい日に、10周年を迎えたものだ。
      これも何かの運命と、勝手にドラマチックに思うことにします。笑

      会社に来たら、いろいろな人から声をかけられた。
      「エムステ、観ました、カッコ良かったです」。
      「大ヒット、おめでとうございます」。もあったけれど、
      「うちの子供は、普段音楽聴かないんだけど、前前前世は好きだと言って、ずっと聴いてる」。と言う人がいた。
      お父さんの、とても嬉しそうな笑顔に、ちょっと感動した。

      「お前の好きなそのCD、お父さんの会社から出てるんだよ」。
      「え、お父さん、すごい」みたいな。
      良いことがあると、多くの人に幸せが派生していくんだなあと。

      みなさんに音楽が届くまでに、たくさんの人が関わっている。
      「お前の好きなそのCD、お父さんの工場で作ってるんだよ」。
      「お前の好きなそのCD、お母さんの工場でジャケット印刷してるんだよ」。
      そのCD、うちで配送してるんだよ。うちで売っているんだよ。
      そういう方々のおかげで、こうやって分かち合えている。

      そして、届けられたものを、大切に受け取ってくれるあなたがいる。
      受け取った曲を、大切に自分の中で育ててくれるから、ありがとうってまた届ける。
      そんな、幸福な循環。
      純度を保ったままのお付き合いが、ずっと続いている。

      これからもまた、新しい曲が届きます。
      いろいろな場面で聴いて、自分なりの曲に育ててあげてください。

      スタッフダイアリーも、まさかの10周年。
      ここまで続けられたのも、いつもコメントを頂いて、励まされたおかげです。
      ひとつひとつ、丁寧に読ませてもらい、アップしています。
      本当にありがとうございました。
      これからも、よろしくお願いします。

      ワタナベ

      (追記)
      RADWIMPSのweb周りをいろいろやってくれているのは、佐藤と言うのですが、こんなメールをもらいました。面白いので、ここに書いておきます。(PCでダイアリーをみると、ヘッダ部分に、事務所社長の善木さんの写真がみられます)。
      スタッフダイアリー読んでた佐藤が、今はスタッフだものなあ。10年って、すごいですね。
      それはそうとして、追記って、面白いですね。

      >
      まだEMIに入社前、スタッフダイアリーのヘッダ画像の善木さんのことを
      ずっと「ワタナベさん」だと思っていたころが懐かしいです。
      はじめてなべさんにご挨拶したとき、
      「なんか、、写真と違う気がする、、でも写真うつりのせいかな、、」と、もやもやした記憶があります。笑

      17:04 | Comments(123)

    • 2016.08.23 君の名は。がある夏
    • 2016.08.23
      君の名は。がある夏

      2016年08月23日

      君の名は。がある夏

      侍、忍者、鍬を持った桑、猿人などが入り乱れながら、アルバム「君の名は。」がリリースされますが、どうですか。大丈夫ですか。何が。
      たくさんの人が手にしてくれているようで、こちらも励まされています。

      ボーカル曲が4曲、インストが22曲。
      RADWIMPSのボーカル曲はいつも聴いていると思うけれど、こんなにたくさんのインスト曲を聴くのは、初めてだと思う。

      今回は、インスト曲を聴く手引きになれば。と、書いてみる。

      「ロックバンドが映画音楽をやるからと言って、ギターやベースで押し切る必要もない。映画音楽専門の人と同様に、それぞれの画面にベストな音楽をつけよう」。
      と言う思いから始まり、主人公の心情を表すのに使われる楽器も、ピアノやストリングスがメインへと浮かび上がってきた。

      ピアノの音色は、表情が豊か。
      強く弾いたり、弱く弾いたり。キーのどのあたりを指で押すかなど、同じピアノでも、弾く人によって全く音色が違う。
      ピアノのタッチと呼ばれる部分だ。
      (奏者が変われば音も変わるのは、どの楽器にも言えることだけれど)。

      洋次郎は当初、専門のピアニストを呼んで弾いてもらう案も考えていたようだ。
      そうなると、自分が弾いたものと、別な人が弾いたものと、同じピアノで2つの音色が生まれることになり、物語の統一感がズレるような気がして、ひとりで弾き切ることにしたらしい。

      RADWIMPSをずっと聴いてきた人には、洋次郎が弾いているピアノの音が、聴き分けられるだろう。
      しっとりと繊細で、みずみずしい音がする。
      (女性のピアニストが、キン!と硬質な音色で男性っぽく聴こえたり、男性が、濡れているような音色を出していたりと、これはこれで奥が深いので、興味のある方はハマってみてください)。

      ピアノとともに、多用されたのが、弦。
      第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、ビオラ、チェロ・・・と、多くの楽器を使って複雑なハーモニーを作るものなので、通常は、弦専門の編曲家に頼むものなのだが、これも自分たちでアレンジをやり切ってしまった。

      まさに、並々ならぬ意欲作。
      1年半に渡って、ハンパない覚悟で取り組まれた、楽曲群。

      ストレッチと言う言葉がある。
      誤解を恐れずに言ってしまうと、今回の映画音楽はRADWIMPSにとって、結果的には、どえらいストレッチになったのではと思う。
      ロックバンドの枠組みを超え、メンバーがテクノロジーから根性まで、使えるもの全部を駆使しまくりあげて、監督の最終ジャッジと対峙しながら創り上げた傑作。

      こんなトンネルをくぐったバンドは、ひとまわりもふたまわりも、大きく化けている。
      進化と発展を続けるのは、大変なことだ。
      強い意志を持って進む人たちのまわりに、それを応援や支持する人たちが集まってくる。
      そうやって、渦が大きくなっていく。

      24日は、SCHOOL OF LOCK!、26日は、MUSIC STATION.
      届けに行きます。

      RADWIMPSが作ったアルバム、「君の名は。」
      新海誠監督が作った映画、『君の名は。』

      この夏、しっかり締めくくって、忘れない夏になりますように。

      ワタナベ

      19:54 | Comments(58)

    • 2016.07.26 前前前世 (movie ver.)
    • 2016.07.26
      前前前世 (movie ver.)

      2016年07月26日

      前前前世 (movie ver.)

      暑いです。
      夏バテしてませんか。

      よくお店の前に、「夏バテ防止に、スタミナ定食!」なんて書いてある。
      肉とガーリックみたいな感じだけど、スタミナって、具体的にどういうものなのかな。
      僕なんかは、普段が野菜や豆腐ばっかりなので、スタミナたっぷり!おう!おうおうおう!みたいな、押し出しの強い食事を摂ると、かえって疲れてしまう。
      きっと、精神的なものなんだろうな。今度、食べてみようか。

      栄養剤、栄養ドリンクもそう。
      疲れの原因となる、失われた成分を補給してくれるらしいが、医学的知識もないし、どこがどう元気になるのかは、良く分からないでいる。

      体力的に元気になるのも大事だが、精神的に元気になるのも大事だ。
      精神的に元気になると、脳からハッピーな成分が、たくさん分泌されるらしい。
      それは、全身を元気にしてくれる。
      元気になるために、感情を揺さぶるために、音楽は大きな役割を果たす。

      いよいよ「前前前世 (movie ver.)」をお届けできました。
      あまりにもまっすぐで、ブレないラブソング。
      聴いていて、ホント元気になる。
      心が元気になると、風景も変わる。
      目に映る景色が、脳内でハッピー映像に変換されるような気がする。

      映画の主人公、瀧と三葉。
      この二人があまりにもまっすぐだから、そのまま素直に曲ができていったようです。

      配信に先行して、Uta-Netで歌詞を公開中。
      「前前前世 (movie ver.)」のトレーラーも公開しました。

      もう迷わない 君のハートに旗を立てるよ
      君は僕から諦め方を 奪い取ったの

      諦めないで、やってみよう。
      諦めんなよ~。
      諦めるのは、いつでもできる。

      ワタナベ

      16:49 | Comments(38)

    • 2016.07.04 『君の名は。』初号試写
    • 2016.07.04
      『君の名は。』初号試写

      2016年07月04日

      『君の名は。』初号試写

      ワタナベです。
      遂に、映画『君の名は。』が完成し、関係者に向けて、初号試写が行われました。

      RADWIMPSメンバーや我々スタッフも一堂に揃い、監督や声優陣と一緒に試写会場へ。
      「トイレのピエタ」の時にも書いたけれど、最初の試写って、なんだか結婚式みたいだ。
      試写会場の前にはロビーがあり、たくさんの人(関係者)が集まり、上映開始(開宴)を待っている。
      ざわざわしたロビーは、笑顔で溢れていて、みんな声のトーンが明るい。

      「遂に、この日が来ましたね」
      「良かったですね」
      「おめでとうございます」
      「大変でしたね」
      「いろいろありましたねえ」
      「今後が楽しみですね」

      結婚式みたいでしょう?
      「大変お待たせいたしました・・・」の声で、試写会場の扉が開き、みんながゾロゾロと歩き出す。

      監督から、上映前に挨拶があった。
      素敵なスピーチだった。とても印象的な言葉があった。
      かいつまんでご紹介すると、今回は、絵、音、声、などなど、たくさんの人にパスを渡していく日々だった。すべてのパスが回って、自分のところに帰ってくる。それをまとめる作業を続けてきた。
      昨日までは自分の映画だったけれど、今日からは皆さんにバトンをお渡しするので、よろしくお願いします。と言うような内容だった。
      (丁寧に心のこもった言葉を覚えていて、もっと書きたいのだけど、監督の許可を頂いていないので、内容だけをお伝えしておきます)。

      監督の言葉を聞きながら、「RADWIMPS4 ~おかずのごはん~」の頃を突然思い出した。
      アルバムが完成した時、ニコッっと笑った洋次郎に、「あとは、託します」。と言われた。それを聞いて、大切なパスを、バトンを、受け取ったと思った。
      とことんやり切った、爽やかで清々しい顔をしていた。
      今回の監督からも、そういう印象を受けた。
      心血を注いだものを作り上げた時、人は同じようなことを思うのだなあ。

      映画は公開前なので、多くは語りませんが、どーしても観てもらいたい。
      あなたの一番大切な人と、大切な人たちと、一緒に観てもらいたい。
      その人たちが、RADWIMPSにも、新海誠監督にも、ましてやアニメにも、興味がない。知らない。やだやだ。やだったらやだ。と言っても、無理矢理にでも劇場に引っ張って行ってもらいたい。
      大丈夫。
      きっと、誘ってくれてありがとう。って、言われる。
      もしくは、あまりそんな気にはならないかもしれないけれど、一番嫌いな人を、嫌いな人たちを、勇気を出して誘って観に行ってもらいたい。
      上映後、楽しく話せることがたくさんあると思う。

      最後に、試写が終わって、我々スタッフたちが言っていた言葉を。

      「ああ、すごい、すごすぎる」
      「感動した。としか、言えない自分がツライ」
      「揺さぶられすぎて、感情が追いつかない」
      「主人公が二人いて、野田さんの声は3人目の声。と監督が言っていたのが、良く分かった」
      「すぐに会社に戻って、全員に観ろ!と言ってくる」
      「旅に出るしかない。映画に出てきたあの場所へ、行くしかない」。

      映画ができあがったように、アルバム「君の名は。」も、着々とできあがっている。
      初回盤は、ホントに盛りだくさん。
      確実に入手するには、ご予約をオススメします。

      アルバムの発売は、8月24日。
      映画公開が、8月26日。
      お届けするものが多い、とっても素敵な1週間になる。
      心を込めて、お送りします。

      もう、7月だ。
      ギラギラっと、夏が来る。
      良い夏にしよう。

      17:01 | Comments(58)

    • 2016.06.10 初回盤
    • 2016.06.10
      初回盤

      2016年06月10日

      初回盤

      ワタナベです。
      RADWIMPS New Album「君の名は。」のリリースをお知らせしてから、もう1週間が経った。
      初回限定盤の内容、分かりにくいかもしれないので、簡単にご説明を。

      まず今回、一番大切に考えたのは、RADWIMPSと新海誠監督の、密過ぎるほどのコミュニケーションだ。
      膨大な熱量で続けられている、アニメーションと音楽の融合。
      それを、どう伝えるべきなのか。
      どのように、パッケージするか。
      メンバー、スタッフでのミーティングが続く。

      横から見つめていて、一番「すげえ!マジやべえ!」と思ったことを、伝えるんだ。
      我々スタッフは、多彩なボキャブラリーの中から、「すげえ」か「やべえ」のどちらかを選択する。
      選べる2パターン。
      今回はそれが結合し、「すげえ!マジやべえ!」と進化していった。

      新海誠監督の作品はどれも、絵がとにかくきれいだ。
      なんか、奥行きがすげえ!
      と言う思いで、絵を大きく見せたくて、LPサイズ(32cmX32cm)に。
      アニメーションと音楽のコラボレーションを表現したくて、「君の名は。」の絵と、新たに撮影したメンバーの写真をミックスしたブックレットに。
      映画は、二人の主人公を軸に、幾つかの世界が、時空を超えて展開されていく。
      このブックレットもそのようにして、「君の名は。の世界」と「RADWIMPSの世界」が、交互に展開されるようなものになろうとしている。
      まだ撮影していないから、変更になる可能性もあるけれど。

      そして、ピアノがとても印象的な曲「三葉のテーマ」と「秋祭り」。
      洋次郎がこの2曲を、スタジオでライブ演奏をしてくれた。
      それを、DVDに収録。
      同時に、洋次郎が弾いたバージョンを、ピアノ譜におこしてブックレットに掲載。
      映像や譜面を観て、多くの人が弾いてくれたらと思う。
      ホントにきれいな曲で、インストだけど、シングルカットしたいくらいだ。

      DVDも、貴重な映像がたくさん。
      現在製作中なので、またお知らせしますね。
      限定盤なので、確実に入手するためには、ご予約をオススメします。

      関係ないけれど、本日何年ぶりかで、天津麺を食べた。
      なぜこんなに久しぶりなのかは、分からないけれど。
      あれは、麺を具(卵)が覆い尽くしているから、なんとゆーか、食べ進むバランスが難しいですね。
      主食とおかずが、あとどれくらい残っているのかが、把握しにくい。

      定食で言うと、我々は無意識のうちに、最後のご飯のひとくちとともに、最後のおかずのひとくちが終了するのを、目指していると思うのです。
      カレーライスを食べる時も、ライスとは別に、ルーが魔法のランプみたいなので出てくると、食べ進むうちに微妙な緊張が走りますね。

      ご飯とルーのバランスは、この配分で良いのだろうかと。
      前半戦、ルーを温存しすぎて、後半はルーの中にわずかのご飯が交じるだけになってしまわないかと。
      逆に、最後にルーがなくなって、ご飯だけになってしまったら、カレーライスが、福神漬けライスになってしまうぞ!と、おびえおののく。
      かと言って、別々に出てきたルーを、最初に全部ライスにかけるのも、なんか気がひけるし。

      天津麺は、卵の下にまだ麺が残っていると思ったら、残ってなかったりして、最後は卵だけをもぐもぐ食べて、さびしい思いをした。
      喪失感。
      がんばろう。

      仕事の人も、学校の人も。
      就活や、夜勤の人も。
      病気や怪我してる人も、周囲とうまく馴染めない人も。
      勇気を出して、「君の名は。」って話しかけてみよー。

      15:41 | Comments(38)

    • 2016.05.20 826
    • 2016.05.20
      826

      2016年05月20日

      826

      ワタナベです。
      パソコンのOSを新しくしたら、とてもゆっくりと動くようになりましたが、みなさんお元気ですか。

      警察に電話する時は、110番。消防署が、119番。
      なぜ、この番号になったのか。
      昔の電話はダイアル式。ダイアル式って、分かりますか。
      時計のように丸い文字盤があって、一番右が1、反時計回りに一番左が0と、数字が書いてある部分に穴がある。
      その穴に指を入れて、右についているストッパー部分まで回すわけです。

      ストッパーから一番近いのが1、遠いのが0。
      警察や消防に連絡する時は、だいたい慌てている場合が多い。
      0を回すと文字盤がほぼ一回転して、ゆっくり戻ってから電話がつながる。
      少しでも落ち着くように。と言う配慮から、番号が決まったらしい。

      うーん。
      パソコンがゆっくりになると、文字も早く打てない。
      落ち着いて、文章を作れるような気がする。
      と、ポジティブな俺。

      パソコンの文字を、すごいスピードで打ちまくる人がいる。
      そういう人はチカラも入っているから、ウルサイですよね。
      周囲を考える余裕がなく、自分の世界に入ってしまうのかな。
      まあ、ゆっくりやれや。

      と言いつつも、映画「君の名は。」の音楽は、急ピッチで仕上がりつつあります。
      アニメ制作も、佳境のようだ。
      いろいろな人から、「映画スゴそう!観たい」と言われる。
      いろいろなミュージシャンから、「前前前世、やっばいですね!早く聴きたい」と言われる。

      「映画も音楽も、ホントすごいんだよねぇ」。と言いつつ、新海誠監督とRADWIMPSのコラボレーションのような作業を伝える。
      みんな、とてもワクワクしてくれる。

      映画は、映像、音楽、小説、などが結集した、総合芸術と言われる。
      その分、映画関係者の中には、音楽をパーツのひとつとして扱ってしまう人もいる。と聞いたことがある。
      「トイレのピエタ」もそうだったが、今回の「君の名は。」にも、そんな人はいなく、RADWIMPSには惜しみない愛情と敬意が注がれている。

      と、ここまで文章を打って、あまりのパソコンの遅さに、書くのをやめてしまいました。

      出かけてきます。

      ただいま。

      新しいMAC、買ってきたった。
      ガンバって打ってるのに、おせーんだよ。
      待ってられねーんだよ。
      おうおうおう。

      やはり、スピードは大事ですね。
      もたもたしている、時間はない。
      夏が、近づいている。

      映画「君の名は。」の公開は、8月26日。
      8,2,6.
      ヤツム時間はない。と覚えよう。

      映画は、「男女の高校生の心と身体が入れ替わる」を導入部に、時空を超えて何層にもストーリーが展開される。
      大人も子供も、どんな人が観ても楽しめると思う。
      誰にでも届く最大公約数を追求すると、作品としてのコアが薄まったりするのだけれど、ドスンと作家性が息づいている。
      新海誠監督とRADWIMPS、それ以外にも多くのクリエイターが、振り切った表現をしながら、弩級の「POP」を獲得している。
      これは、大変なことだ。
      たくさんの人のエネルギーが、集結した映画。
      是非、観て感じて頂きたいです。
      きっと、元気が出ます。

      被災された皆様に、良い夏が訪れますように。

      16:35 | Comments(43)

    • 2016.04.20 良い夏に
    • 2016.04.20
      良い夏に

      2016年04月20日

      良い夏に

      ワタナベです。
      「君の名は。」プロジェクト、粛々と進んでいます。
      先日は、東宝さんにて行って打ち合わせ。

      前回の日記の終わりに、4月になって、新しい場所で最初の一歩を踏み出した人に向けて、少し書いたけれども。
      僕たちも、初めての場所に踏み出している。
      大作アニメ映画の、音楽。
      スケールが大きくて、今度向かった場所は、海みたいだ。

      「初めまして」「よろしくお願いします」
      たくさんの人と挨拶して、一緒に歩んでいる。
      新しい状況では、ていねいに、気をつけて、お互いを尊重して。
      あせらずあわてず、正解を探していく。

      映画も音楽も、ひたすら素晴らしくて。
      完成が、公開が、待ち遠しい。
      何度も映画館に行って、観ると思う。
      大きな画面で、サラウンドの大きな音で、この映画と音楽を体感したい。

      8月26日 全国東宝系公開。
      良い夏にするんだ。
      九州でも、熊本でも上映される。
      ツアーで、プロモーションで、熊本には何度も訪れて、そのたびに暖かく迎えて頂いた。
      美味しい馬刺しを食べさせて貰ったり、いつも笑顔であふれていた。

      現在は、映画館も休止しているようだけれど、いつかきっと、また始まる。
      その時に、映画を観て元気になる人が増えるように、自分の出来ることを精一杯やります。
      どうか早く、平穏な日々が戻りますように。
      柔らかく優しい、夏が訪れますように。
      無事を、祈ります。

      13:00 | Comments(34)