RADWIMPS STAFF DIARY

2011年11月11日

絶体延命

ワタナベです。

LIVE Blu-ray&DVD「絶体延命」の発売が決まりました。

お待たせ、お待たせしました。

 

「DVDを出して!」と言うコメントを、たくさん貰った。

準備を進めて行く過程で、とても励みになった。

喜んでくれるだろうなあって。

早く伝えたくて、ウズウズしてましたよ。

 

ここで少しご説明。

Blu-rayとDVD、それぞれに完全生産限定盤と通常盤があります。

4種類を、一挙に発売します。

 

限定盤には、116ページものフォトブックが付属。

ツアー中のオフショットも、たくさん入っています。

通常盤にも、限定盤とは違う内容の16ページのフォトブックが付いています。

映像の内容は、4種類共通です。

 

「限定盤を欲しかったのに、手に入らなかった!」と言う方々が出ないよう、こちらも考えました。

 

11月末日までに予約をすれば、確実に限定盤を入手出来るようになっています。

どこかのお店で特典があったりはしないので、お近くのお店で大丈夫。

 

メンバーが命を削るように作った作品が、「もうどこに行ってもない!」と言われると悲しい気持ちになる。

是非この事は、友達にもお伝えくださいませ。

 

本日から予約出来るように、準備してあります。

 

今回は、5.1chのサラウンドでも楽しめます。

スタジオで試写を観ていたら、ホールにいるような錯覚を起こした。

どんどん引き込まれていって、曲が終わるごとに拍手しそうになった。

あれまあ。

 

オフィシャルサイト(PC)に、新たな映像を追加しました。

ライブのオープニングシーンです。

 

「あれ?観た時はこんなの、なかったぞ!」と思った皆様。

大きな会場では持ち込める機材が、ライブハウスには入り切らなくて、演出が違っています。

そのぶん、近くでメンバーを観られた。と言う事で、ご容赦ください。

 

スタッフが言うのも変だけれど。

今回の映像を観て、大ファンのひとりとして言わせてもらうと。

 

「凄いバンドになったなあ。ぐおおおおお。」

 

是非、ご覧頂きたいです。

胸を張りまくって、お届けします。

1月11日に向かって、「ずおおおおお。」っと働きます。

今後とも、よろしく。

絶体延命。

 

12:00 | Comments(893)

2011年10月19日

神社。

 

ワタナベです。

野田洋次郎が表紙を飾る雑誌、パピルスの作業が進んでいます。

前回の表紙号では、インドに行きました。

もう2年前になります。

 

この経緯もいろいろあって、最初はアンコールワットでインタビューをしたい。とオファーを貰ったのがきっかけだった。

曲を作っていたりでその時は実現せず、「イルトコロニー TOUR 09」終了後に、今度はインド取材のオファーを貰った。

 

アンコールワットにしても、インドにしても、「聖なる場所で、撮影とインタビューをしたい。」と言う意図が編集部にあった。

今回もその続き。ではないけれど、神社に行ってきましたよ。

 

インドに行ったチームがまたもや集結。

日野編集長、篠原副編集長、カメラマンの澁谷さん、野田洋次郎、塚原マネージャー、ワタナベの計6名。

それに加え今回は、所属事務所社長の善木さんも参加。

 

インドの思い出話なんかをしながら、電車を降りてレンタカーで移動。

すぐに仕事はせず、まずは昼食に向かいます。

水のきれいな土地の、美味しいお蕎麦。

野菜やキノコの天ぷら。

サンキューサンキュー、ありがとう。

 

幸せが充満したところで、神社に向かって山を登り始める。

歩いていると猿がいたり、すごく大きな木があったりで、洋次郎は小さい頃住んでいたテネシーを思い出した様子。

 

頂上の神社に着いてお参りをしたあと、みんなでおみくじ。

善木さんが大吉、他は全員が吉。

善木さん、言葉少なに笑っているけれど、めちゃくちゃうれしそう。

 

撮影終了後、宿へ。

山の中で冷えたカラダを温泉で暖め、夕食後にインタビュー。

 

「絶体絶命」と「絶体延命」の間に起きてしまった、東日本大震災。

それをどう受け止め、どうあるべきと感じているか。

インタビューを聞いていて、「絶体絶命」と「絶体延命」をやりきった洋次郎だからこそ、獲得できた「視点」があるんだろうなあと思いました。

是非読んで頂きたいです。

 

10月28日発売号をもって、パピルスは誌面をリニューアルします。

インドに行った時は、写真がたくさん掲載されましたが、今回は表紙と中面の2枚になります。

どちらも素晴らしい写真ですので、お楽しみに。

 

16:27 | Comments(376)

2011年09月13日

石巻

 

 

ワタナベです。

ご無沙汰してしまいました。

特に新しい情報もないけれど、書いてみます。

 

3月11日から半年が過ぎ、地震だけではなく、台風の被害も出てしまった。

心よりお見舞い申し上げます。

 

絶体延命ツアーのファイナルを終えた翌日、8月4日。

ツアーに大きく影を落とした震災を見届けておこうと、ひとりでバスに乗り石巻に向かった。

 

「見届けよう」なんて、自分が被災してないから言える事で、苦労されている方々には失礼かと、行くかどうか迷いました。それでも、目で見て出来る事を考えたり、被災された多くの方々を絶対に忘れないようにしよう。このまま帰るよりはと、バスに乗った。

 

駅に着き歩いていると、古着屋さんがあった。

やっと店を開けられました。と言った内容の張り紙があり、何か買って行こうとドアを開けた。

津波が来たとは思えないほど、綺麗な店内。

スウェット素材のジャケットをレジに持っていったら、お店の人が、半額でいいと言う。

 

「それ、泥にまみれちゃって、何度も洗ったりブリーチしたんですけど、キレイにならなくて。」と笑顔で語る。

大切に着ます。と買って来たけれど、もとの色はどんなだったか、聞いておけば良かった。いい感じのベージュに見えたのだが。(笑)

 

何度も洗濯してくれた店員さん、ありがとう。

胸をはって着るぜ、石巻泥染めスウェット。

 

途中、湯麺を食べ、商店街へ。

多くの店の窓に、「ありがとう」とメモが貼ってある。

 

「自衛隊のみなさん、ボランティアのみなさん、ありがとう。おかげで、生きています。」

と書いてあって、涙が出た。

 

CDショップもありました。

「当店は天井まで浸水しましたが、皆さんのおかげで開店できました。」

と、 店頭に大きく紙が貼ってある。

 

店に入ると、ご夫婦(?)らしきお二人が迎えてくれた。

「ほとんど流されちゃったものだから、(お店に)ないCDがあったら、言ってくださいね。」と、話しかけてくれた。

 

大変でしたねえ。また始められて良かったですね。なんて会話をした。

お店が再開して、とってもうれしそうだった。

 

港に着くと、破壊された自動車が整然と並べられている。

その周りは全て流されてしまい、家の土台だけが残っていた。

 

ショックを受けながら、駅への戻り道を歩いていると、向こうから「これ以上、楽しい事はない!」と言うような、爆発的笑い声が聞こえてきた。

 

高校生らしき女性が3人、ワーワー言いながら自転車で坂を登ってくる。

制服を着て、スカートの下はジャージだ。

なんて素敵な顔で笑うんだろう。

元気が出たし、感動もした。

人間って、すごい。強いって思えました。

 

東京への帰り道、いろいろなことを考えた。

時間はかかっても、きっと復旧していく。

忘れないで、微力でも自分の出来る事をやっていこうと。

 

東北新幹線も、大変な努力で復旧したんだなあって思えました。

今までは、当たり前のように乗っていたけれど。

震災以降、スイッチをつけると電気がついたり、蛇口ひねると水が出たり、駅に行けば電車が来たりと、そう言う事柄がいかに有り難いか、強く感じるようになりました。

それを保守するために、多くの人が頑張っている。

 

RADWIMPSを聴いて、元気を出してくれる人がいる。

電気や水ではないけれど、スタッフの一員として、また何かをお届けできる日が来たら、全力でやろうって思えました。

それもさっきの、「微力でも自分の出来る事」のひとつに加えたいと思います。

 

RADWIMPSの4人は、元気です。

皆様も、お元気で。

 

15:13 | Comments(459)

2011年08月05日

絶対延命

 

ワタナベです。

絶体延命ツアー、無事終了しました。

 

 

来てくれた皆さん、ありがとうございました。

様々な事情で、来られなかった皆さんにも、深く感謝します。

 

ファイナルの仙台は、何かが降りて来たような、すさまじい演奏となりました。

きっと、いろいろな人の思いが、集結したんだろう。

感動しました。

 

4月に会おうって約束した人たちと、やっと会えた。

待っててくれて、ありがとう。

来られなくなった人がいることは、絶対に忘れない。

 

終演後の楽屋では、握手や笑顔で抱き合って、お互いの健闘を讃え合った。

「ナベさん、終わっちゃったよー!ステージ、バラしたくないよ。」と言うスタッフも。

「バラさないでくれよー!」なんて、わけのわかんない事言ったりして。

組み上げたステージは、もとに戻さないといけません。

 

4ヶ月に及んだツアー。

いろんな事がありすぎたけれども、最終日まで完走した。

高い山の頂上まで、登り切ったんだ。みんなと一緒に。

 

「絶体絶命」の曲作りが始まったのは、2009年のイルトコロニーツアー終了後。

年末にインドに行き、2010年は、曲作り~イベント出演~レコーディング。

今年の元旦、アルバム発売を発表。そして、大震災。

怒濤のような日々を過ごしているうちに、8月がやってきた。

 

3年越しのシーズンが、やっとひと区切りだけれども。

「叫べ」の歌詞みたいに、また「次」への最初の一日となるんだろう。

 

洋次郎が、ステージで叫んでいた言葉。

「死ぬまで生きろ。」

 

生き続けよう。

逝ってしまった人を、胸に刻んで。

 

ありがとうございました。

皆さんのおかげで、素晴らしいツアーとなりました。

生き延びて、また必ず会いましょう。

 

18:06 | Comments(938)

2011年07月25日

いとしき。

 

ワタナベです。

 

沖縄公演が終わり、明日からは東北ツアー。

4月から始まった絶体延命ツアーも、残り5公演。

どの地区のファンも大切だけれども、東北のみんなには、元気になって貰いたい。

 

がんばれ。なんて言えません。

全国を廻って貰った元気を、 まとめて届けに行きます。

 

3月11日。

交通が止まっていたので、数時間歩いて帰った。

歩道は人で溢れかえり、車道を多くの人が歩いていた。

車は、1ミリも動いていなかった。

電話も繋がらず、何が起こったのか、良くわからなかった。

 

テレビで東北の様子を観て、愕然とした。

つい先日、キャンペーンで訪れた仙台。

あんなに優しい笑顔で迎えてくれた人たちは、どうしているだろうと、心がギシギシした。

 

すぐに洋次郎が動いて、その日から支援サイト「糸色-itoshiki-」の立ち上げが始まった。

洋次郎は、ほとんど寝てなかったのではと思う。

所属事務所社長の善木さんが、口座開設に走ったり、塚原マネージャーが支援物資の受け入れ先を調べたり。

多くのアーティストが、コメントをよせてくれた。

 

そして、「糸色-itoshiki-」や各ライブ会場を通じて、多くの方々が募金をしてくれた。

義援金募集はいったん締め切り、総額を日本赤十字社に寄付します。

寄付金額は、「糸色-itoshiki-」にアップします。

 

ご協力、ありがとうございました。

皆さんの気持ちも、東北に持っていきたいと思います。

 

「絶体絶命」~「糸色-itoshiki-」~「絶体延命」

きっと大きな意味があるんだろうと思う。

 

生き延びよう。

そしていつか、みんなで笑顔をかわそう。

握手したり、肩をたたきあったりしよう。

 

15:25 | Comments(329)

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