10. 螢

「よくあるエイトビートは、やりたくなかった。ロックバンドとして、ウチらしか出来ない音を探していた」と語るメジャーデビューアルバムで、変拍子が美しい曲。
「嬉しいこと 悲しいことは いつも半分コずつなの / だから最期はゼロになれるの」は、のちに「プラマイゼロ理論」と呼ばれ、すごく良い事や悪い事があった時、メンバー・スタッフのあいだで、戒めたり励ましたりするのに使われた。
洋次郎は幼年期にテネシーとカリフォルニアに住んでいたが、テネシーでは季節になると道路を螢が埋め尽くし、「踏みたくなかったけれど、踏まないと歩けないほどだった」と言う。みてみたいですね。


収録アルバム:3rd Album「RADWIMPS 3 ~無人島に持って行き忘れたー枚~」(2006.2.1)