東日本大震災が発生し、
直後に義援金プロジェクト「糸色 -itoshiki- 」を立ち上げたRADWIMPS。
その後、映像作家・島田大介と制作した映像と共に、
3月11日に向けた楽曲をYouTubeで届け続けてきた。
震災から10年となる本年、これらの楽曲群に新曲2曲を加え、
発表順に収録したアルバムをリリースする。
これは10年間の定点観測で生まれた、壮大なコンセプトアルバムである。
SCROLL

10years 10songs

2011
糸色 -itoshiki-
立ち上げ
2011.3.09 6th ALBUM「絶体絶命」発売
2011.3.11 東日本大震災発生

糸色–いとしき–

2011.3.13

自分のちっぽけさに頭が爆発しそうだ。
なんなんだ。
考えても何一つ世界は動いてくれないから、もうやることにした。
色々なとこで話を聞くと、全国でひとりぼっちで頭抱えてる人がたくさんいる。俺もそう。
歯痒さを感じてる人、何かしたいけどどうしていいか分からない人、自分の無力に打ちのめされてる人で溢れてる。
その全ての気持ちを一個にまとめたらすごい塊になる。
その塊をまるごと被災地に投げ込もう。

そこで、サイトを立ち上げます。

まずメッセージを募集します。
今、被災者の大多数はネット環境、テレビといったメディアに触れられる環境にいません。
その人たちに言葉を届けるため、このサイトにメッセージを集約し、現地に届けようと思います。
今、各被災地にアナログ掲示板として貼り出せるよう動いています。
どこに向かって放てばいいか分からなかった言葉を、ここに寄せてください。

次に義援金を募集します。
集まったお金は責任を持って被災者のもとに届けます。
詳しくは新サイトで発表します。

追記
今、早急にサイトを立ち上げる手配をしてます。
サイトが完成するまでの間、このコメント欄でメッセージを募集します。
完成し次第、そちらに移行します。

この投稿に、1万を超えるコメントが寄せられた。
ここで寄せられたコメントを書籍にして、岩手、宮城、福島の3県の公立図書館並びに中学校、高等学校へ寄贈した。

サイトが完成しました

2011.3.15

糸色ーいとしきー

今被災した人たちが早急に必要なものは
安否情報、水、食糧、電気、毛布、暖房器具、医療等だと思います。
お金、言葉ではないかもしれません。
でも必要な時が必ずくる。そう信じてこのサイトはできました。
ちゃんとまた、みんなが、四つの感情の真ん中に立てますように。
喜怒哀楽の真ん中に立って、世界を見れますように。

支援サイトの立ち上げにあたり、56組もの著名人から賛同のコメントが届く。

2011.4.12 初日ではなかった函館公演から「絶体延命ツアー」が始まり、8月3日ZeppSendaiツアーファイナルまで、延期された東北公演も含む全27都市37公演に及んだ。
このツアーでも募金箱を設置し、賛同したファンからも義援金が集まった。

糸色-Itoshiki-
2012
白日

白日

2012.3.11

今日新曲が完成しました。
あれから一年経つこの日をどう迎えるかずっと考えてたらどうしてもこの曲を録りたくなって、
昨日の昼にメンバーに連絡しました。
どうしてもこの日に演奏して歌いたかった。
そしてついさっき完成しました。
2012年3月11日生まれ。名前は『白日』。
とても荒削りで不格好だけど、間違いなく僕たちの新たな大事な子供。
この曲をYouTubeにアップします。
産まれたばかりの姿を聴いてください。

映像は島田大介率いるコトリフィルムチームに撮ってもらいました。
こちらも昨日の夜急遽お願いしたのにも関わらず愛のある映像を徹夜で、ついさっきまで作ってくれました。
わがままを聞いてくれました。
ちょうど一年前のように。
ありがとう、大ちゃん。

そしてエンジニアの菅井さんも同じく、昨日新曲を録りたいとお願いしたところ当日にも関わらず快く承諾してくれました。
そしてたった今まで最後の作業をしてくれていました。
ただただ深謝。天井知らずのナイスガイ。
素敵な音をありがとう。

曲が産まれてからラッド史上最短での編曲、録音、ビデオ制作、発表になりました。
それらを可能にすべく尽力してくれた方々、本当にありがとうございました。

最後に、一年前の震災で亡くなったすべての命に、合掌。

Lyrics [Japanese]
Lyrics [English]
2013
ブリキ

ブリキ

2013.3.11

新曲が完成しました。

名前は『ブリキ』といいます。
やっぱり自分たちにできること、したいことはこれしかないや。
ぜひ聴いてください。

一年前から、どれだけのことが変わったんだろ。
たくさん変わったようで、何も変わってない気がする。

この日くらいはただただ思いだす日でもいい気がする。

狂った世界にばんざい。
それでも愛すよーー。

レコーディング、撮影は去年と同じ方たちにやってもらいました。
エンジニアの菅井さん、コトリフィルムのみんなどうもありがとう。

映像は今年もギリギリになっちゃった。
土壇場まで一生懸命やってくれた大ちゃん、そうじろうほんとにありがとう。
映像の空は今日の空。今日の夕陽。今日の青。
晴れてよかった。たくさんの気持ちが、空の上に届きやすくなったかも。

最後に、二年前の震災で亡くなったすべての命に、
そして今もなお被災し続けるすべての人の心に、合掌。

2013.9.15 宮城・国営みちのく杜の湖畔公園にて 初の野外LIVE「青とメメメ」開催
石巻・サルコヤ楽器にて、同市内の幼稚園で 津波に見舞われ水没したグランドピアノを2ヶ月かけて修復。 そのピアノと共に奏でられた、祈りのような歌、「ブレス」。
そして想いが、魂が浄化されるような「螢」。 この野外LIVEで最も印象的なシーンとなった。
後に、このピアノは、宮城県内の小学校に寄付された。

Lyrics [Japanese]
Lyrics [English]
2014
カイコ

カイコ

2014.3.11

今年も、この日に曲を発表します。
タイトルは『カイコ』。
この日にふさわしいのかどうかわからないけど、3年前の出来事があって産まれた曲。ぜひ聞いてください。

今日であれから3年。もう3年。やっと3年。まだ3年。
何かを変えられるのは、今生きている人たちだと思う。
あの出来事に意味を与えられるのも。無かったことにするのも。
あんな痛みをともなって蒔かれた種なら、せっかくなら、ちゃんと咲かせたいと僕は思う。

レコーディング、映像は例年と同じく菅井正剛さん、コトリフィルムのみんなにやってもらいました。どうもありがとう。
大ちゃん、今年も徹夜させちゃったね。ほんとにありがとう。
そして映像の方でロウソクの画像で参加してくれた方たち、どうもありがとう。
もうここにはいない魂に、届きますように。
今年も映像の空は今日の空。
どこまでも透んで通っていた。
3年経ってもちゃんと空は青いまま。
この空がずっと続きますように。

遅々として進まない国の被災者、被災地への復興支援、仮説住宅で過ごす方たちへの生活保護対策には抗議します。
今やるべきことをやってほしい。

最後に、三年前の震災で亡くなったすべての命に、
今もなお被災し続けるすべての人の心に、合掌。

Lyrics [Japanese]
Lyrics [English]
2015
あいとわ

あいとわ

2015.3.11

今年もこの日に曲を作りました。
タイトルは『あいとわ』。ぜひ、聴いてください。

あれから4年が経ちました。
もう二度とあの日を思い出したくない人。
大切な人のことを忘れたくない人。
今でも大事な人の帰りを待つ人。
新しい生活に向かう人。
その間を行き来する人。
誰ひとり間違ってないし、自分だけが決めることのできる意志だと思う。
僕はどれだけ分かろうとしても分からないし、分かった気になんてなりたくない。
どれだけ手を伸ばしてもそっちにはいけないから、せめて自分の場所からあの日の出来事、眼に映る出来事と向き合い続けたいと思う。

映像は今日の陸前高田の空です。向かう途中大雪で心配してたけど、朝陽と共に晴れてくれた。美しい空だった。お邪魔しました。

録音は菅井正剛さん。気持ちのこもったミックスをどうもありがとう。
ストリングスのアレンジを徳澤青弦さん。時間のない中で力を発揮してくれてありがとう。
映像は今回もコトリフィルムの島田大介。寒い中、眠い中ほんとうにありがとう。大ちゃんがいるからいつもできます。だいすき。
花で協力してくれたedenworksの篠崎恵美さん。突然だったのに素敵な花をたくさんありがとう。
ロウソクの協力をMeltcandleのチエさん、手作りのあったかいキャンドルをありがとう。
諸々の準備、手配、えびちゃんこと蝦名あすみさんありがとう。
疲れてる中での長時間運転、タジこと田島護ほんとうにご苦労様、ありがとう。

現在でも仮設住宅で暮らす方たちは5万人を超えています。
かつて住んでいた場所から移って避難生活を続ける人は合計で22万人を超えると言われています。その方々の『日常』が早く戻ってきますように。

四年前の震災で亡くなった方たちに、今も被災し続ける方たちに、そして世界中で理不尽に奪われるすべての命に、合掌。

Lyrics [Japanese]
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2016
春灯

春灯

2016.3.11

今年もこの日がやってきました。
あれから5年。
とても長いような気もしますが、あっという間だった気もします。
中学1年生だった人は高校3年生に。1歳だった子は小学1年生に。
25歳だった僕も30歳になりました。

5年という月日の間に『復興』の度合いも地域により差が開いてきています。
未だに福島第一原発の事故は収束していません。コントロールできていません。
避難解除を受け、着々と街も整備され、前に動き出した地域がたくさんあります。
一方でいまだ故郷に帰れない人がたくさんいます。
仮設住宅に暮らしながら地元に帰る日を待つ人たちがいる一方、
故郷に帰ることを諦め新しい場所での生活を始めている方もたくさんいます。
震災の後遺症で亡くなる人もいまだにいます。

原発の必要性の有無、様々なことが言われ物事は複雑に語られていきます。
ただ、あの震災と津波だけだったら、今ほど復興に差が生まれ、
地元に帰ることを諦める人は少なかったはずです。
立ち入りさえ制限される区域は存在しなかったのです。
『フクシマ』という言葉の響きが、2011年3月11日以前のものに再びなるには、あと何年かかるのでしょうか。
心配すること、ただただ復興を願うことしか相変わらずできない自分なので、また曲を作りました。
『春灯』と書いて「しゅんとう」と読みます。
ぜひ聴いてください。

来年以降も曲を作るかはわかりません。当たり前にやるかもしれません。
ただ3月11日の、あの悲しみだけを切り取って一つの作品を作ることに少しずつ、違和感が生まれてきました。
どの楽曲にも、含まれているように思うからです。
逆にこの5年の間にも悲惨な事件、事故、大きな喜び、様々ありました。
そしてそれらに常に影響されながら音楽を作っています。
すべて混ざり合って「今」を生きている自分の音楽になっています。

あの大きすぎる体験を僕たちは忘れてはいけないと思います。
次いつ来るかわからない大災害の被害を、少しでも食い止めることであの日の震災の意味を変えることができます。

世の中を見回すと人災、
天災問わず悲劇は次から次に起きているように思います。
感情が追いつかないほどめまぐるしい世界です。
くじけそうになります。でもだから気付かされる人間の底力もあります。
なるべくなら、光に眼を向けたいです。手を取り合って生きたいです。
こんな世界にも、鳴る意味のある音をこれからも鳴らしていきたいです。

今年も映像はコトリフィルムのみんなに作ってもらいました。
僕がレコーディングで行けなかったので、
今年はコトリスタッフ総出で臨んでもらいました。
空は南相馬の空です。毎年、毎年、本当にありがとう。
帰りの運転も気をつけてね。
音源も例年と同じく菅井さんに協力してもらいました。感謝。

そして文章と映像を送ってくれた皆さん、どうもありがとう。
一つ一つ読んでいるだけで、涙が出そうになりました。

震災で亡くなった方の魂が安らかでありますように。
今も被災し続ける方々に平穏な日々が訪れますように。
そして理不尽な力に、奪われたすべての命に、合掌。

2016.4.14 熊本地震発生

2016.4.28 Taka(ONE OK ROCK)とふたりで歌った『バイ・マイ・サイ』を配信。 熊本地震の被災地へ、楽曲配信の収益を寄付するべく支援プロジェクトを 立ち上げたのであった。

Lyrics [Japanese]
Lyrics [English]
2018
空窓

空窓

2018.4.8

あれから7年が経ちました。
今年も曲を作りました。
3月11日には間に合わなかったのですが、今日発表します。
曲名は『空窓』です。

昨年、福島県立浪江高校は3月31日をもって休校しました。
その最後の卒業生の生徒さん達から文章を受け取りました。
今年はそれを元に歌詞を書きました。

震災が起きた瞬間の気持ち、家族と離れる気持ち、残る人、離れる人、7年という時は10代にとってあまりにも大きな時間です。
体験していない僕には想像することしかできません。
できるだけその言葉から受け取った想いを、過不足なく音にのせようと思いました。
ぜひ、聴いてください。

今年も映像はコトリフィルムに作ってもらいました。
2018年3月11日の空です。不思議な空でした。
音は今年、菅井さんと共に長年一緒に仕事をしてくれている澤本君にお願いしました。

今でも震災の影響で不自由を強いられている方々に早く安らかな時が訪れますように。
そして震災で亡くなったすべての命に、合掌。

Lyrics [Japanese]
Lyrics [English]
2019
夜の淵

夜の淵

2019.3.11

今年も曲を作りました。
タイトルは「夜の淵」。

東日本大震災から8年が経ちました。
そしてこの8年の間にまたいくつもの災害、悲劇がこの国を襲ってきました。
昨年は北海道、関西での地震、西日本での豪雨など例年以上に災害が多発した年でした。
昨年地震が起きた夜、停電で真っ暗な中SNSなどで恐怖と闘いながら朝を待つたくさんの声を受け取りました。
あいも変わらず何もできない自分にもどかしさを感じながら、
せめて子守唄に、ほんの少しの心の安らぎになったらいいなと思い今回の曲を作りました。
そこにさらに歌詞を加え、編曲し、レコーディングしたものが今回の曲です。

普段の生活は不自由を味わった時にその幸せに気づきます。
たった一つの電気が、あったかい部屋が、当たり前にそこにいる家族が、お風呂が、食事が、かけがえもなく幸せなことに気づきます。
そんな小さいかもしれないひとつひとつのために僕たちは日々を生きているんだと実感します。

東日本大震災。
今も数多く行方がわからない方がいます。
そしてその帰りを待つ家族の方がいます。
元の場所に帰れない方がいます。
原発の修復、廃炉作業をするたくさんの方がいます。
オリンピックももちろんいいけれど、なんだか色んなことに蓋をして、忘れてお祭りになるのだけは嫌だなと、思います。
8年が経ち、震災を知らない世代が増えていきます。残念だけど、きっと定期的に、どうしたって地震や災害は襲ってきます。
僕たちの日常を奪っていきます。
その度に、思いやって、思い合ってひとつになれる国であったらいいなと心から願っています。

最後に、震災で亡くなったすべての命に、今も被災し続ける方達に、合掌。

Lyrics [Japanese]
Lyrics [English]
2020
世界の果て

世界の果て

2020.3.11

あれから9年、今年も曲を作りました。

期せずして2020年3月11日現在、世の中はウィルスという社会的危機の中にあります。
情報が氾濫し、歪んだ感情も溢れているように感じます。
人々の姿こそウィルスよりも脅威に感じる瞬間があります。
何かのキッカケで一気に崩れ落ちていってしまうのではないか、そんな緊迫感があります。
それでも、それだからこそ今年も変わらずあの3月11日に想いを巡らせ、そこに『今』の空気を混ぜて一つの曲にしたいと思いました。
なるべく素直に、思いのままに作った結果今年はこのような曲になりました。
絶望感がありながら、どこかそれは懐かしく優しいものに自分は感じたのです。
色んな声があると思いますが、受け取ってもらえたら幸いです。

年々薄れていく記憶。
それでも癒えることのない傷。
新たに生まれる災害。
すべての痛みに向き合っていたら到底心が追いつかない時代に僕たちは生きているのかもしれません。 日々の小さな幸せに、眼を向けることを忘れずに生きたいです。

今年も録音は菅井さん、映像は島田さんにお願いしました。ありがとう。

来年は震災から丸10年。一つの節目となります。
この国で10年間歳を重ねてきた僕たち自身への一つの投げかけにもなる年だと思います。
「あれから、僕たちはどう生きたか」 そんな問いに、まっすぐ眼を見てこたえられるように、生きようと思います。

9年前の東日本大震災で亡くなったすべての命に、今も被災し続けるすべての方々に、合掌。

Lyrics [Japanese]
Lyrics [English]
2021
かくれんぼ
あいたい

あいたい

2021.3.11

今日で、東日本大震災から丸10年が経ちました。
今年も曲を作りました。『あいたい』という楽曲です。あの震災のことを想い、離れ離れになったいくつもの気持ちを思い描きながら出てきた言葉は、期せずしてこのコロナ禍を生きる僕たちにも通じる想いとなりました。

被災した方、大事な人を亡くされた方、生活が一変した方々にとって10年というのはただの記号にすぎないと思います。直接被災することのなかった僕ら自身、あの震災とどう向き合ったらいいのだろうかという葛藤の10年でもありました。その中で唯一できることである音楽を毎年、勝手ながら発信させてもらってきました。
「この10年間どんな想いで毎年楽曲を発表され続けてきたのですか」
一つの節目を前にこのような質問をされることが増えてきました。そのたびになぜだろうと自問しますが、一向にわかりません。あの大きすぎる経験を忘れたくないから、風化させたくないから、被災した方々に少しでも寄り添っていたいから、いつかまたやってくる大震災に少しでも備えるきっかけとなってほしいから、ただ自分で自分を満足させたいから。どれも正解なようで、どれも的外れな気がしてきます。

人が誰かを好きになるのに理由はありません。後からいくらでもそれらしい言葉は並べられるけど、それらはあくまで後付けのもののような気がします。理由や理屈から離れたところで人の根っこというのは動くのだと思います。

この10年間の楽曲というのは僕にとってラブレターのようなものだったのかもしれません。返事のこない、一方的に書いたラブレター。毎年3.11が近づくと僕はなぜだか無意識にギターやピアノに向かい、あの日を、被災した人々や土地を想い、歌詞を書き、メンバーやスタッフや島田さんに声をかけ、楽曲にしてきました。ある時は悲しみ、ある時は慈しみ、ある時は苛立ちや絶望に感情が振られたこともありました。でも良いも悪いも、人間はずっと同じ感情ではいられません。その仕組みを最大限生かして、未来になんとか希望を繋げて生きていきたいと強く願っています。

この新型コロナウィルス、COVID-19をくぐり抜けた先にはどんな未来が待っているのでしょう。大震災と同様に、大きな困難は時に人々の間に軋轢や摩擦、歪みを生み出します。時に分断や対立が生まれ、僕たち人間の本性があぶり出されることがあります。世界全体が、少しずつギシギシと音を立てて傾いていくように感じてなりません。こういう時だからこそ、手を取り合って生きていきたいです。

今回、毎年3月11日に発表してきた楽曲に「あいたい」「かくれんぼ」の2曲を加えた10曲を一つのアルバムにまとめました。この楽曲たちを聞き返しながら改めてこの10年という歳月を振り返る作業にもなりました。僕はあの日から今日まで、ちゃんと生きてこられたのだろうか。僕自身が今日まで生き続けるに値することを、どれだけできただろうか。答えのない自問自答を繰り返します。きっとこれからも、答えのない「途中」を、もがきながらその時々の答えを出しながら生きていくんだと思います。

これを聴いてくださる人たちにとってもこれまでの歳月を振り返り、そして未来を考え、ほんの少しでも希望を抱けるきっかけとなるアルバムだったら幸いです。

最後に、東日本大震災で亡くなられたすべての命に、被災したすべての方々に、合掌。

※なお、このアルバムの利益は日本赤十字社、自治体などに全額寄付され、日本全国で起こる自然災害などの支援活動に充てられます。(2021 年 12 月 31 日までの売上金額が寄付の対象となります)

かくれんぼ
Lyrics [Japanese]
Hide and seek
Lyrics [English]
あいたい
Lyrics [Japanese]
Aitai
Lyrics [English]

映像作家・島田大介氏インタビュー

あの日から10年。
未曾有の災害と、人々の心、そしてRADWIMPSの楽曲に、
映像を作ることを通して向き合ってきた
島田さんに話を聞いた。

インタビューを読む

2+0+2+1+3+1+1= 10 years 10 songs

2021.3.11 in stores.
Buy Now

※このアルバムの利益は日本赤十字社、自治体などに全額寄付され、
日本全国で起こる自然災害などの支援活動に充てられます。
(2021年12月31日までの売上金額が寄付の対象)

CD+Blu-rayUPCH-20576
¥4,000+tax
CD+DVDUPCH-20577
¥3,500+tax
CDUPCH-20578
¥2,800+tax

CD 収録曲

01.白日 -10 years ver.-
02.ブリキ
03.カイコ
04.あいとわ
05.春灯
06.空窓
07.夜の淵
08.世界の果て
09.かくれんぼ
[NHK 東日本大震災 10年特集ドラマ『あなたのそばで明日が笑う』主題歌]
10.あいたい

Blu-ray/DVD 収録曲

・白日
・ブリキ
・カイコ
・あいとわ
・春灯
・空窓
・夜の淵
・世界の果て
・あいたい

RADWIMPS

糸色-Itoshiki-

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