『夜の淵』

今年も曲を作りました。 
タイトルは「夜の淵」。 
東日本大震災から8年が経ちました。 
そしてこの8年の間にまたいくつもの災害、悲劇がこの国を襲ってきました。 
昨年は北海道、関西での地震、西日本での豪雨など例年以上に災害が多発した年でした。 
 
昨年地震が起きた夜、停電で真っ暗な中SNSなどで恐怖と闘いながら朝を待つたくさんの声を受け取りました。あいも変わらず何もできない自分にもどかしさを感じながら、せめて子守唄に、ほんの少しの心の安らぎになったらいいなと思い今回の曲を作りました。そこにさらに歌詞を加え、編曲し、レコーディングしたものが今回の曲です。 
 
普段の生活は不自由を味わった時にその幸せに気づきます。たった一つの電気が、あったかい部屋が、当たり前にそこにいる家族が、お風呂が、食事が、かけがえもなく幸せなことに気づきます。そんな小さいかもしれないひとつひとつのために僕たちは日々を生きているんだと実感します。 
 
東日本大震災。今も数多く行方がわからない方がいます。そしてその帰りを待つ家族の方がいます。元の場所に帰れない方がいます。原発の修復、廃炉作業をするたくさんの方がいます。オリンピックももちろんいいけれど、なんだか色んなことに蓋をして、忘れてお祭りになるのだけは嫌だなと、思います。 
 
8年が経ち、震災を知らない世代が増えていきます。残念だけど、きっと定期的に、どうしたって地震や災害は襲ってきます。僕たちの日常を奪っていきます。その度に、思いやって、思い合ってひとつになれる国であったらいいなと心から願っています。 
 
最後に、震災で亡くなったすべての命に、今も被災し続ける方達に、合掌。 
 
 
洋次郎 
 
 
夜の淵/RADWIMPSオフィシャルYouTube 
 
Lyrics(歌詞) 
Japanese 
English 

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02:03

Comments(35)

コメント(35)

Sue

ありがとう!

カオリ

毎年、毎年本当にありがとう。 この8年の間に何度RADWIMPSに救われたか分かりません。 RADの音楽や洋次郎の言葉はとても力を持っているので、本当にありがたいのですが、どうか無理だけはなさらずに、必要以上に背負い込まずにこれからもお過ごしください。 それから、だいぶ元気になった東北を見に遊びにいらしてくださいね。 福島県より

しょうた papaya

この曲、そして昨日の3月11日という日をきっかけに自分が今後何をするべきか、どう生きていけばいいかを考えました。 一日一日を大切に生きて全力で生きていこう、そして笑顔で生きていこう。これが東日本大震災や熊本地震、広島や九州、関西での豪雨災害で亡くなった方々、そして、人的災害により無関係にもかかわらず命を奪われた方々の分まで生きるということにつながると思うので、たまに下を向きたくなってもできる限り笑顔を絶やさずに生きていこうと思います。 3.11という日だからこそ様々な災害のことを教訓に、もしあのような災害が自分の身の回りで起きたらどう行動すべきか考えるきっかけになりました。 この日だからこそ東日本大震災だけでなく様々な災害などについて考えていきたいと思います。

ゆき

洋次郎さん、ありがとう✨ 毎年思い出す、あの日のこと✨ 日常が、宝物✨ 忘れたくない✨

ありがとう

ありがとう

リア21

いつも大切なことを思い出させてくれてありがとう。ほんとに、お、時が経つと薄れてしまいがちだけど、蓋をしちゃいけないと思う。忘れちゃいけないと思う。 去年の歌の中にも、蓋をしないって洋次郎言ってたよね。 天災っていうけど、ほんとに天がもたらすもので、 私たちは抗えないけど、でも、人と人が支え合って助け合うことで乗り越えようとしてる そういうさまを、災いの悔しさと悲しみにかえられるものはないけど、 試されてる気もする だから、思い出させてくれて、ありがとう。 これからも手を取り合って、寂しい夜は、不安な夜は、一緒に眠るように、生きていきたい。

震災のことを忘れて行くことに危機感を覚えることには共感するけど、RADWIMPSがこうして歌を届けてくれる限り、皆が忘れることはないんじゃないかな

夕日みたいな朝日

皆が忘れて行くことに危機感を覚える気持ちはとても共感出来るものがあるけど、RADWIMPSがこうして曲を届けてくれてくれる限り、皆がみんな忘れることは絶対にないんじゃないかな

りん

絶対に忘れちゃいけない3.11。 涙しながらこの曲を聴きました。 毎年思い出させてくれてありがとうございます。 これからも後世にずっとずっと残りますように。 忘れたりしませんように。

もか

3.11で被災した人々、またそれを想ってこの歌を歌った洋次郎を思うと涙が出てきた。 洋次郎の優しさがだいすき。

あんちゃむ

私はRADWIMPSのファンでよかった。 毎年この日に曲をあげられるRADWIMPS。 その都度、考えさせられる曲達です。 忘れてはいけない3/11。 私の住んでいる愛媛でも、南海トラフがあると予想されています。私が今できることをし、自分の身は自分で守れるようにしていきたいと思います。 RADWIMPSのみなさん、スタッフのみなさん、 大好きです。

新米教師

初めて投稿します。私はいま2年目の小学校教員です。本日、3月11日東日本大震災のことについて小学校2年生にお話をしました。この子たちは、震災の時には生まれて間もない赤ちゃんでした。日頃から、避難訓練や自然災害は怖いとは伝えていても当事者たちの思いは伝わりにくいものです。そこで、RADWIMPSさんの「空窓」を使わせていただきました。高校生たちの思いを歌ったこの歌は8歳の子どもたちにも響きました。そして、驚いていました。 本日は、新しい歌の発表ありがとうございます。 教育者として、いままで起きた自然災害やこれから起きるであろうことも子どもたちに伝えていきたいと思います。 まだ復興に時間がかかる地域の皆様も無理をなさらず、同じRADWIMPSファンとして心から願っております。

ゆきんこ

洋二郎のコメント見るだけで泣けた。自分も思ってたことたくさん書いてあった。 いつもありがとう!!!この日の曲達に救われてる人がたくさんいると思う。一般人じゃないあなたが、こうやって発信してくれることが、何より有難いと、思います。 私も8年経ってもこれからも絶対忘れません。 今でも行方不明のままの人がいると思うと胸が痛むし、悲しい。 もう、知らない年代が増えてくるのかと思うとちょっと悲しいね。風化させないように、広めて行けたらなぁと思います。 福島の桃と、栄川(えいせん)日本酒は美味しいよ!!一昨年やっと行けたボランティアの時泊めてくれたおじいちゃんの家で飲んだけど美味しくて、楽しくて、素敵な時間を過ごさせてもらった。 これからも、みなさんとって少しでも良い日々が続きますようにと願いながら、繋がっていきたいと思います。 曲はこれから聞きますね(^^) 東北だけじゃなく、色んなところで、地震、豪雨、被害がたくさんありましたが、その度に自分の無力さと、自然の恐ろしさを痛感しました。けど、現地の人の方が何百倍も大変だろうと、思うと、例え微量な力でも頑張らなきゃなとも思えた。 当たり前のことが幸せだなって何度も思った。 私に出来ることは微々たるものしかないけれど、出来る限りで、これからも支援させて頂きたいです。 どうかみなさんの健康と幸せはもちろんですが、楽しいことが多く起こる日々になりますように。

ぽんす

いつも大切なことを伝えてくださってありがとうございます。 私は震災当時幼稚園児でした。被災はしていませんが、テレビで見た津波の映像を鮮明に覚えています。しかし、映像は鮮明に覚えていても、あの時の気持ちは年々薄れていく気がしています。 毎年曲を聞いて、忘れてはいけない気持ちを少し思い出せます。それと同時に、世界では様々な天災が起きているのに、私はこんなにくだらないことで立ち止まって悩んでいていいのか疑問に思います。被災された方の中には、私と同い年の人もいると思います。もし自分の周りにそのような事が起きたら、到底耐えられません。私なんかが生きている気になっていてはいけないと強く感じることができました。ありがとうございます。

よっぴー

今日という日ほど、胸が締め付けられる日はありません。未だに悪夢に苛まされていますが、8年経っても変わらないものは変わらず、あの日の風景は心の中でくすぶっています。今まで悪い事ばかりじゃなくて、いい事だってあったはずなのに。ただ、RADWIMPSさんが、こうやって想ってくれてることにとてもとても感謝します。津波にのまれ、孤立した車内のNHKラジオから聞こえる「日の入りまで〜時間です」という言葉にどれだけ勇気づけられたか。もうここまでだと思い、身分証をポケットに入れたあの覚悟の日から8年も経ったなんて信じられません。まるであの場にいたかのような曲でした。正直、まだ苦しい。

匿名

3.11のとき、停電や断水を経験しました。家族も遠い場所にいて、とても不安な日々を過ごしたことは今でも忘れません。 今でも震災の影響を受け続けている人、復興に尽力している人がいること、忘れてはいけないですね。

373オタ

ありがとうございます。 RADWIMPSは、いつも大切なことを教えてくれる。

三陸鉄道はどこの国か忘れたのですが多額の寄付で 復活したところですね 今までのなかで一番感動しました お忙しいのにお疲れ様でした ありがとうございます

おいそがしいなかありがとうございました お身体大事になさってください

秋春

震災3日前に娘を産み、病室で揺れを感じテレビがニュース一色になったのを今でも鮮明に覚えています。私は被災地ではありませんが、娘の予定日が11日だったこともあり、娘の誕生日のお祝いをしながら思い出さない日はありません。私は祈ることしか出来ませんが、この歌が被災地へと、心に傷を負った人へと届くことを願います。

こぶう

ありがとう、洋次郎

桜ふぶき

まだ大勢の行方不明の方々とそのご家族、家族を亡くされた痛みを抱えたままの方々の痛みを忘れないという想いと繋がっていく大切さをあらためて形あるものにして教えて下さって洋次郎さんありがとうございます。

忘れられない、忘れてはいけないこの3.11。 毎年鮮明に思い出させてくれてありがとう。 一生忘れない。忘れてはいけない。

ありがとうございます。 とても、とても元気をいただきました。 ありがとうございます。

いず

今年も曲をありがとう。 被災された方々が洋次郎の言葉、そしてこの曲で少しでも救われることを願います。 合掌

しおり

今年もありがとうこざいます。 年々記憶が薄れていくものですがこの日には やはり鮮明に思い出したり現代の科学の進歩のおかげでテレビの全国放送で当時の様子を流してくださるおかげで 思い出すこともあります 野田さんの歌も同じように幸せな日々が続き、ふとこの日を忘れてしまった方たちに当時の事を少しでも思い出してもらったり、知らない方にはこの曲をきっかけに当時の震災がどのようなものだったかを知って未来に繋げて欲しいと思います。 度重なる自然災害はどうしても無くそうと思ってもできませんが、自分の身を守ることはできます。 今この瞬間からの未来に何が起こるか分かりません。 どうか皆様が安全にかつ幸せに過ごせますように。 震災で亡くなった全ての生命、今もなお被災し続ける方皆様に合掌。

のだのだ子

本当にありがとうございます。 被災者の方々に届きますようになった

あさ

ありがとうございます

のん

毎年ありがとう 忘れたくても忘れられない、あんな思いは誰だってもうしたくない だけど自然災害はいつだって突然で簡単にいくつもの命を奪ってく そんなことに負けない私たちでいれたらと思います。

ねも

忘れちゃいけないのに、どうしても忘れがちなあの時の気持ちを思い出させてくれてありがとうございます

ひとみ

その願いが少しずつたくさんの方々を通して拡散される事を願います。

匿名

洋次郎ありがとうございます。

かのとのママ

ものすごく心に染みてくる、一言でいえば不安の中にある希望のような曲に感じました。

さき

洋次郎 ありがとう。福島県より。

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